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インタビュー

自分ができること 子どもたちに託すこと<前編>

今回は居宅介護支援事業所のぞみ、管理者の佐々木恵さんにお話を伺いました。

いきいき:普段のお仕事の内容をお聞かせください。
佐々木さん:普段は高齢者の方のご自宅を訪問して、お元気で過ごされているかですとか、サービスを問題なく利用できているかとか、普段のちょっとした日常会話などを楽しんだりしています。
いきいき:こちらの介護支援事業所はお一人でやられているのですか?
佐々木さん:他に男性と女性のケアマネジャーが一名ずつおりまして、全部で三名です。
いきいき:勤務以外での介護業界との接触について伺います。ケアマネットに所属されているとお伺いしておりましたが、どのような活動をされているのですか?
佐々木さん:ケアマネットの副会長と事務局を勤めさせていただいてます。具体的な活動は、当会で企画した研修会の案内や、他の団体からの研修会の案内を会員さん向けに周知したり、理事会を定例でやってるので、その発信などをしています。これからの時期は研修会が多いので、普段の仕事と同時進行していると、大変だなと思うこともありますけれども、先輩から引き継いでいますので全力で参加しております。
いきいき:そのほかに介護業界との接触はありますか?
佐々木さん:日本縦断のラン友というたすきを繋ぐリレーマラソンには、一回目から先輩に誘われて参加し、今年も7月18日に先輩の所属チームに参加して走りました。 あとはケアマネットつながりですが、NPO祭りというのが毎年まちづくりセンターで開催されていて、 ケアマネットは子ども向けに射的を準備し、ケアマネットという名前の周知イベントと言う形で行いました。これも7月31日に終わったばかりです。

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いきいき:夏祭りという感じですね?
佐々木さん:そうです。だいたい7~8月に市内のNPO団体に声がかかって、毎年行っています。
いきいき:以前ケアマネットの渡部さんから、ラン友について伺ったことがあるのですが、みなさんご一緒に参加されているのですか?
佐々木さん:そうですね、先輩たちから声をかけていただき、参加することになりました。
いきいき:職業柄たすきをつなぐというか、そういうものが好まれているのかもしれませんね。
佐々木さん:そうですね。だんだん知名度も上がってきていて、今年は比較的ニュースで取り上げられていました。普段走っていない中、練習もする時間もなかったのでぶっつけ本番で、毎年怪我をせずに走ることができています。
いきいき:この業界で働くことになったきっかけを教えてください。
佐々木さん:私は大妻高校にスポーツ特待で入学したのですが、中学校の進路指導の先生から福祉科を薦めていただいたのが、福祉との出会いです。大妻高校の先生のアドバイスにより、卒業後は、特別養護老人ホームに勤めたのですが、働いているうちに、この仕事の魅力に気が付きました。
いきいき:「高校の福祉課」とはあまり聞かないですよね。
佐々木さん:そうですね。大妻高校福祉課は、当時唯一卒業と同時に介護福祉士の国家資格を受験できる学校で、私が入学した時点で先輩が何人もいらっしゃいました。
いきいき:特養の後にこちら(居宅介護支援事業所 のぞみ)で勤められているのですね。どういったご縁があったのですか。
佐々木さん:以前勤めていた特養が恵山にあり、函館から通っていたのですが、結婚・出産して遠距離の通勤が難しくなり、退職しました。その後、居宅介護支援事業所の開設されるということで、開設からこちらでお世話になっています。
いきいき:特養では何年勤めていたのですか。
佐々木さん:高校を卒業してから、約8年間勤めました。在籍中にケアマネジャーの資格を採ったので、最後の1年ほどは老人在宅介護支援センターというセンターで、ケアマネジャーとして相談業務をしていました。

次回は引き続き佐々木さんに、この業界で気になることや今後の展望をお聞きしました。

佐々木恵

居宅介護支援事業所のぞみ
管理者・主任介護支援専門員(社会福祉士)/

佐々木恵

松前生まれ。中学生のころにソフトボールで活躍し、スポーツ特待生として大妻高校に入学、函館に移り住む。卒業後、福祉科で学んだ知識を元に、特別養護老人ホームに勤務。現在は居宅介護支援事業所のぞみの管理者を務める。その傍ら、介護業界の行く末を考え、ケアマネジャーネットワーク函館の副会長及び事務局を務め、研修会や理事会に参加する等、日々ご活躍中。

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